<生きもの異変 温暖化の足音>(2)・バザー品に、ミサンガをハンドメイドしませんか。親子で対話できる話題・教育問題から気になる話題についてのブログです。

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<生きもの異変 温暖化の足音>(2)


<生きもの異変 温暖化の足音>(2)3度上昇…ライチョウ95%死滅

氷河期に取り残されてしまった生きた化石として有名です。日本では特別天然記念物に
指定され、その種を何とか守ってきました。ですが地球温暖化により危機に
さらされています。ライチョウは夏は褐色・冬は純白と季節によって羽毛の色が
変化するのが特徴です。

日本アルプスに生息するライチョウは、日本で最も温暖化の痛手を受けやすい
野生動物の代表だろう。氷河期の生き残りであるからだ。
このライチョウが減少傾向を見せている。
「25年前の調査では約3000羽。それが最新の調査では約1670羽になっています」
信州大学の鳥類学者、中村浩志教授は、ほぼ半減という現実に表情を曇らせる。
日本アルプスのうちでも、北アルプスより南アルプスのライチョウの減少が著しい。

このライチョウの話しを聞くと、身のまわりの異変に敏感にならなくてはいけない・・・
25年前の南アルプスでは723羽の生息が推定されたが、今では284羽に減って、
かつての40%に満たない推定個体数である。それが各山の山頂部で別れ別れに
暮らしているのだ。
ライチョウは、約2万年前の氷河期に陸続きになった日本列島へ大陸からやってきた。
氷河期が終わると日本海ができて、飛ぶ力の弱いライチョウは日本列島に取り残された。
気温の上昇とともに彼らは涼しい高山に逃れ、3000メートル級の日本アルプスで
生き延びてきた。東北や北海道にいないのは山々の標高が低く、生息できる高山帯の
面積も小さいためだ。

縄文時代の気候温暖期に、日本アルプス以外のライチョウは絶滅したと考えられている。

ライチョウは、寒冷な氷河時代の「忘れ形見」なのだ。現在、世界のライチョウは、
北極を取り巻く地方に生息しており、日本の仲間は、世界の南端に隔離分布している
特異で貴重な存在なのである。

■最南端のライチョウは現在、急速に進んでいる地球温暖化の影響をまともに受けやすい。
中村教授は、25年前の生息数をベースにして年平均気温が1度~3度上昇した場合の
生息可能数を試算した。
1度高くなるごとに、ライチョウが生息するハイマツ帯の森林限界は154メートル上昇し、
それより低い位置にあったなわばりが失われるという考えに立っている。

その結果、南アルプスのライチョウは、1度で22%、2度で69%、3度で95%が
死滅するという結果が出た。

北アルプス群の減少率はもう少し緩やかだが、南北間の交流はないので
南アルプス群の状況は危機的だ。

■温暖化の包囲網に加えてライチョウの生存を危うくする、もうひとつの脅威がある。
ニホンザルやニホンジカなどの大型哺乳(ほにゅう)類の高山帯への進出だ。
サルやシカは本来、低山にすむ動物だが、近年その数が増えすぎた結果、
新たな餌を求めて3000メートルの高山にまで現れるようになったのだ。
サルやシカは、ライチョウの餌となる高山植物を食い荒らし、生息環境を荒廃させている。
これらの野生動物が増えた原因には、農山村の過疎化や里山の荒廃があげられるが、
シカの場合は近年の暖冬・少雪が効いている。冬季にシカが餌不足で死ななくなったため、個体数が急速に増えている。

これまでは動物にとって餌の少ない針葉樹林の亜高山帯が高山帯への障壁に
なっていたのだが、林道がつけられたために頂上への結界が破られたのだ。
その結果、現在の南アルプスのライチョウは25年前の40%以下に減っている。
これに温暖化が本格的に作用すれば、日本のライチョウは“蒸発”しかねない。(長辻象平)

◇■ライチョウ 本州中部の日本アルプスに生息する体長35センチほどの高山鳥。
国の特別天然記念物で環境省の絶滅危惧(きぐ)II類にも指定されている。
保護色によって冬には純白の羽毛に変わる。4月からなわばりを形成して、
つがいとなり、ハイマツの茂みの下に巣を作る。
山岳信仰と結びついて古くから保護されてきた。

ライチョウは
かつては生息していたが、絶滅してしまった山塊もあるそう。
岐阜・石川県境に位置する白山は大正初期まで生息していたが、その後絶滅した。
中央アルプスも1960年代まで生息が確認されていたが、
駒ヶ岳ロープウェイの開通後数年で絶滅したとみられている(因果関係は不明)。
八ヶ岳や蓼科山にもかつて生息していた記録があるそう。
地球だけではなく生き物も悲鳴をあげている。

(引用;イザニュース
   http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/natnews/environment/113432/)


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